無人島とは、有人を除いた、四方を水面に囲まれた土地のことである。比喩的には、島でなくともある種の隔離された状況を指して無人島と言うことがある。
無人島は、しばしば都市や文明の対極にあるものとして描かれる。デフォーが著した『ロビンソン・クルーソー』を初め、しばしば文学作品などのテーマとして取り上げられる。多くの場合、その意図は、文明社会から隔絶された人間を描くことで人間や人間社会の本質を浮き彫りにし、あるいは通常は所与のものと考えているもの(科学、宗教、教養、人との関わりなど)が人間にとって必要か否かといったことを描き出す点にあるといえる。
日本の無人島
日本では、本土(本州、北海道、九州、四国、沖縄本島)及び有人離島(432)を除く海図上の岸線0.1km以上の島と定義されており、1年を通して居住者がいないことも条件に含まれる(季節によって定住者が居る・住民票や戸籍がその住所に置かれていても実際には住んでいないなどの場合は無人島である)。日本における無人島の数は6,415に上る。
現在ロシアの実効支配下にある北方領土178島や大韓民国の実効支配下にある竹島も、法令上無人島となっている
ロビンソンの誕生からはじまり、船乗りになり、無人島に漂着し、独力で生活を築いてゆく。実際には無人島ではなく先住民がおり、その1人フライデーを従僕にした。28年間を過ごした後、帰国するまでが描かれている。
この小説が好評だったので、さっそく続編が刊行された。ロビンソンは再び航海に出て、以前暮らした無人島やインド・中国などを訪れる。さらに1720年にロビンソンの反省録と称する書が刊行された。
日本でも幕末にオランダ語から翻訳されており、明治6年に『魯敏遜全伝』という題で刊行された。子ども向けの冒険物語として編集されたダイジェスト版で親しんでいる読者も数多い。
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